【夏の夜の恐怖】犬が散歩にゴキブリを追いかけるのを防ぐには?【実際にやった対策】

梅雨に入り、気温も湿度も上がって来たので、夜にわんこの散歩に行かれている方も多いと思います。
うちもなるべく地面の温度の下がる20時以降にお散歩するようにしているのですが・・・

公園に行くまでの路上を走り回っているのですよ、奴が。そう、ゴキブリです。ギャァ。
犬を飼うまで知りませんでした。道路を自由に奴が走り回ってるなんて(泣)

しかも、愛犬そおは奴らを追いかけまわすのです・・・

そお

僕の動体視力が反応したんだもん

お昼の散歩でも蜂や蝶々なども追いかけたりしますが、ゴキブリの動き方が楽しいのか、より夢中になって追いかけます。
なんなら、口に咥えようとします・・・


慌てて引き離すのですが、数が多いので散歩のたびにこれではまともに歩けないと思い、犬が虫を追いかける理由と対策を考えてみることにしました。

目次

犬がゴキブリなど虫を追いかける理由

犬には、「動くものを追いかけたい」という本能があり、これは狩りをしていた頃の名残だそうです。目の前で動くものを獲物と認識するので、狩猟本能が掻き立てられるので、体が反応してしまうのです。

また、犬の視力は0.2くらいで色の識別もあまりできないと言いますが、動くものを追う動体視力はとてもよく、視野も広範囲だと言われています。夜に狩りをするときのために、暗闇でもよく見えるそうです。

特に子犬や若い犬で、好奇心の旺盛な子は、遊びとしても追いかけるのが楽しいようです。

どうして虫を口に咥えたり、食べようとするの?

追いかけるだけならまだしも、咥えたり、食べようとするのも犬の習性の一つです。

虫はタンパク質が豊富で、狩りをしていたころには貴重なタンパク源になっていたそうです。
現在は、タンパク質を含む栄養を調整されたドッグフードなどがあるので、虫を食べる必要はありません。

ただ、本能的に食べられると判断しているため、口に入れたりしたくなるのです。

散歩中も何かを探して、すぐに咥えようとするこも多いですよね。

犬がゴキブリを食べたら問題はある?

ゴキブリは、高温多湿のジメジメした場所や、暗くて狭い場所を好みます。そこから餌がなくなると、ゴキブリは次のすみかを求めて移動します。

その際、下水や排水口など不衛生な場所を通って移動するため、体にさまざまな菌が付着しているのです。
これらの雑菌が、動物や人に触れたり、口にしたりすると恐ろしい感染症にかかることがあります。

ゴキブリが媒介する恐れのある菌には、サルモネラ菌、赤痢菌、ピロリ菌、O-157などがあります。
ただ、犬がゴキブリを食べることがあってもこれらの菌に感染することはほぼないそうです。

しかし、ゴキブリ駆除用の毒餌や殺虫剤がかかっていないとは限らないので、口に入れてしまった場合は吐き出させて水を飲ませてあげましょう。万が一殺虫剤などがかかっているゴキブリを食べてしまったとしても、大抵の殺虫剤に使われているピレスロイド系の殺虫成分は、虫の神経系に作用するだけで人や動物に害を及ぼさないため問題がないことが多いようです。

とはいえ、犬の細菌性胃腸炎(食中毒)にならない可能性は0ではないので、様子がおかしかったらすぐに病院に連れて行きましょう。

愛犬にゴキブリなど虫を追いかけさせないようにする対策

犬がゴキブリを追いかけたくなるのは本能であることがわかりました。また、口に入れたり、食べたりしたら多くの場合は大丈夫だと言うことがわかりました。

でも、できれば追いかけて触って欲しくないし、口に入れて欲しくもないですよね。
そこで以下をやってみることにしました。

  • しつけ
  • おやつで釣る
  • ご飯の時間変更
  • 散歩時間の変更

しつけ

散歩のときの歩き方の変更

犬のしつけ本やネット情報を参考に、以下をやってみました。

  • ときどき合図を出して、意識を飼い主に向けさせる
  • 追いかけようとしたら、立ち止まる
  • 反対に歩く

20時ごろの散歩だと、道路を走っているゴキブリが多すぎてあまり意味はありませんでした・・
(止まっても反対向いても視界に入るところに出て来てしまう)

アヒル口輪

次に、拾い食いや無駄吠えを防ぐというアヒル口輪というのを使ってみることにしました。
(見た目がめっちゃ可愛いので、そおにつけたくなってしまったのは内緒です)

結果は、惨敗(苦笑)
お散歩行く前に外されちゃいました(うちの子、オオカミにいちばん近い遺伝子を持つ犬、レインコートも嫌がるしばいぬだった。忘れてた)。

せめて装着しているところの写真を撮りたかったけど、それもできずでした(笑)

おやつで釣る

おやつ大好きなので、おやつをすぐ取り出せるように装備してお散歩にいってみました。

結果は、またしても惨敗・・
ゴキブリを見つけたそおの方が動きが速くて、おやつあげるのが全然間に合いませんでした・・

ご飯の時間変更

おやつは失敗したので、そもそもお腹いっぱいのときに行けば、追いかけたとしても口に入れようとはしないのでは?と考え、ご飯を散歩前にあげてみました。

お腹が空いてないことと狩猟本能は別なようで、こちらもあまり効果はありませんでした。

そお

食後の運動♪

Nori

・・・

散歩時間の変更

こうなると、ゴキブリの出ない時間に行くしかない!と思い、ゴキブリの活動時間を調べてみました。
奴らは基本的に日が沈んだ後の3時間と、夜明け前の1時間の間活発に行動するとのこと。

6月だとだいたい19時ごろ日が沈むので、17時〜18時半くらいに行きたいところです。
ただ、日中の気温が高いと地面が熱くなっている可能性があるので注意が必要です。

毎回地面の温度を測るのも大変だしと思っていたら、「犬のおさんぽ予報」というサイトを見つけました。
このサイトの詳しい説明はこちら

時間ごとの路面温度を表示してくれて、犬の散歩にとっていつが快適な時間かをグラフ表示もしてくれるのでとても便利です。現在〜数時間は無料でも表示できます。それ以上見たい場合は、少額課金が必要です。

この日は18時でも「快適」マークが付いていて、路面温度も26度なので快適に散歩ができそうでした。
実際に行ってみると、雨も降ってなかったし、ゴキブリは全くおらず快適でした。

私もひさびさにのんびり散歩できたし、走りまわるゴキブリに気を取られなくていいのでそおもリラックスしているようでした。

そお

追いかけて引っ張るとぜいぜい言うときあるよ

まとめ

ゴキブリを見ても追いかけないように、徹底的にしつけるという方法もあるのかもしれません。
ただ、本能でやってしまうことはなるべく飼い主側でそうしなくていいように避けてあげたいと思う私に、ベストだったのは、「散歩の時間を変更する」でした。

ゴキブリが出やすい時間と、地面温度が下がって散歩しやすくなる時間が同じ時間帯なのが悩ましいですが、「犬のおさんぽ予報」をうまく活用してそおとの散歩を楽しみたいと思います。

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